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トヨトミの逆襲 (小学館文庫)

トヨトミの逆襲 (小学館文庫)

梶山三郎

小学館 / 2021-11-10

累計読者数10
平均ハイライト数 5.7件/人
推定読了時間 約3時間58分
star総合評価 53/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 49%

この本について

仕事で判断を求められる場面が増えるほど、「本音を言ってくれる人が減っていく」「組織の空気に気を取られて、正しい議論ができない」みたいなモヤモヤってありませんか。自分の立場が上がるほど、周りの声が急に聞こえにくくなるあの感覚です。 『トヨトミの逆襲』を読んでいて刺さったのは、まさにそこに真正面から踏み込んでくるところでした。出自も考え方も違う人同士がぶつかり合わないと組織は腐る、耳の痛い意見を受け入れられないリーダーは組織を傾かせる、という描写が妙に現実的で、仕事の場面にそのまま重ねてしまいました。単に「改革が必要だ」と言うのではなく、忖度や密告で空気が濁っていく過程が細かく描かれているので、自分の職場にもこういう兆しがないか考え込んでしまいます。 さらに、技術や産業の大きな流れに対して、のんびり待っていたら負けるという視点も重い一撃でした。規格づくりをめぐる駆け引きや、投資のタイミングを誤れば生き残れないという話は、業界が違っても他人事ではなく、意思決定のスピードや覚悟について考え直すきっかけになります。 組織の中で「自分はどう動くべきか」と迷っている人や、立場が上がるほど孤独になっていると感じる人には、けっこう刺さると思います。自分の仕事の景色が少しだけ違って見える、そんな読書体験でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

経済界を震撼させた超話題のビジネス小説。 「99%が真実」という噂で書店から本が蒸発した!? あまりに詳しすぎる内部情報、関係者しか知らないはずのエピソードが満載だったため、小説を偽装したノンフィクションではないかと噂され、発売と同時に一気にベストセラーとなった超問題小説「トヨトミの野望」の第二弾が遂に文庫化! EV、自動運転、ライドシェア、さらにカーボンニュートラル、地球温暖化。激震する自動車業界の巨大企業に、さらに世界的IT企業が襲いかかる。持ち株比率たった2%の創業家社長は、この難関を乗り切れるのかーー気鋭の経済記者が覆面作家となって挑む「この国の危機」の真実。新聞が書けない極秘情報満載のビジネス小説登場! ※この作品は単行本版『トヨトミの逆襲』として配信されていた作品の文庫本版です。
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