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トヨトミの逆襲

トヨトミの逆襲

梶山三郎

小学館 / 2021-11-10

累計読者数3
平均ハイライト数 15件/人
推定読了時間 約3時間58分
star総合評価 63/100
trending_up後半加速型
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この本について

仕事で大きな方針転換に巻き込まれたり、業界全体がどこに向かうのか見えなくなった瞬間ってありますよね。自分の判断が古いのか、それとも流行に流されているだけなのか、その境目がわからなくなるあの感じ。僕も同じように迷っていて、この本はその迷いの輪郭を少しだけはっきりさせてくれました。 『トヨトミの逆襲』は、自動車産業の話ではあるんですが、読んでいると「これは会社の構造の話でもあり、自分の働き方の話でもあるな」と感じます。たとえば、規格づくりに先に入り込んだ者が優位を取る構造や、コストカットの正しさと残酷さが同時に存在してしまう現場の空気、外注と内製の判断で人がどう動かされていくか。抜粋にあるような具体的なシーンが続くので、ただの業界分析ではなく、現場にいる人の呼吸まで伝わってきます。 そして一番刺さったのは、「技術的に正しいかどうか」と「社会や空気がどちらを“未来らしい”と選ぶか」は、必ずしも一致しないという点でした。EVや水素のような大きな方向転換はもちろん、もっと身近な職場でも同じことが起きている。正しくても負けるし、間違っていても流れが味方することがある。その不条理の中で自分はどう判断するのか、考えるきっかけになります。 業界の裏側が知りたい人よりも、「変化の中で、自分の選択に自信を持てなくなっている人」に静かに効く本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

経済界を震撼させた超話題のビジネス小説。 「99%が真実」という噂で書店から本が蒸発した!? あまりに詳しすぎる内部情報、関係者しか知らないはずのエピソードが満載だったため、小説を偽装したノンフィクションではないかと噂され、発売と同時に一気にベストセラーとなった超問題小説「トヨトミの野望」の第二弾が遂に文庫化! EV、自動運転、ライドシェア、さらにカーボンニュートラル、地球温暖化。激震する自動車業界の巨大企業に、さらに世界的IT企業が襲いかかる。持ち株比率たった2%の創業家社長は、この難関を乗り切れるのかーー気鋭の経済記者が覆面作家となって挑む「この国の危機」の真実。新聞が書けない極秘情報満載のビジネス小説登場! ※この作品は単行本版『トヨトミの逆襲』として配信されていた作品の文庫本版です。
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