
日本車は生き残れるか (講談社現代新書)
桑島浩彰 and 川端由美
この本について
仕事でも日常でも、「技術は進化してるのに、自分はどこを見て判断すればいいのか」が分からなくなる瞬間がありませんか。特に自動車やモビリティの話になると、ニュースの単語だけが先に走って、本質がつかめないまま不安だけが残る…僕もずっとそのタイプでした。 『日本車は生き残れるか』は、そういう霧みたいな不安を少しずつほぐしてくれる本でした。日本のメーカーが置かれている状況を煽り抜きで整理しつつ、「どこで勝負のルールが変わっているのか」を具体的に示してくれます。たとえば、エンジンが強みだった時代から、ソフトウェアやサービスが主役になる流れにどう向き合うかとか、社会的な課題を起点に事業を考え直す必要性など、読みながら自分の仕事にも置き換えやすい視点が多かったです。「自社の技術の延長で考える癖」って、業界関係なく誰でも陥るよな…と刺さりました。 もう一つよかったのは、テスラや中国勢を持ち上げすぎず、日本の強みと弱みを同じ目線で扱っているところ。部品メーカーが思いがけない位置に来ている理由や、垂直統合・水平分業の選択が企業の運命にどう響くかが、現実的な形で描かれています。未来予測というより、「この変化をどう受け止める?」と問われている感じに近いです。 技術トレンドは追っているけれど、自分の中でまだつながっていない感覚がある人に刺さる一冊だと思います。僕も読みながら、自分の仕事の「どこを変えるべきか」が少しだけ輪郭を持ちはじめました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
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