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2022年の次世代自動車産業 異業種戦争の攻防と日本の活路 (PHPビジネス新書)

2022年の次世代自動車産業 異業種戦争の攻防と日本の活路 (PHPビジネス新書)

田中 道昭

PHP研究所 / 2018-05-18

累計読者数9
平均ハイライト数 6.6件/人
推定読了時間 約6時間1分
star総合評価 43/100
start序盤集中型
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この本について

自動車業界のニュースを見ても、結局どこが優位で、何が脅威なのかよく分からないまま仕事に戻ってしまうことが多いんですよね。特に「EVで参入障壁が下がる」とか「テック企業が来る」と聞いても、実際に何がどう変わるのか、自分の業務とどうつながるのかがつかみにくいままモヤモヤが残る。僕もずっと同じ状態でした。 この本は、そのモヤモヤを“地に足のついた構造”で捉え直させてくれました。例えば、自動運転やEV化が進む裏で、LiDARやAI半導体といった供給側の力関係がどう変わっているのか。あるいは、参入障壁が下がったことで「自動車会社 vs 自動車会社」ではなく「国、テック、プラットフォーム同士の戦い」にシフトしていること。ニュース単体では拾いきれない力学が整理され、断片的な情報が一本の線になる感覚がありました。 もう一つ個人的に刺さったのは、「どこまで自社で抱え、どこをパートナーに委ねるか」という判断軸です。スマホ産業のレイヤー構造を例に、自動車も同じように分解すると、いま自分の会社がどの位置を狙っているのか、そもそもそこに勝ち筋はあるのかが見えやすくなる。大きな戦略の話に感じますが、実際には自分のプロジェクトの優先順位を決めるときにも効きました。 テック企業の動きを「脅威」としか捉えられない人より、業界全体の構造を冷静に見たい人にこそ刺さる本です。抽象的な未来予測ではなく、いま起きている現実の変化をどう判断するかの軸がほしい人に向いています。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

自動運転、EV、ライドシェア……「次世代自動車産業」をめぐるニュースが連日メディアを賑わせている。その覇権を巡る戦いは、自動車メーカーのみならず、IT、電機・電子、通信、電力・エネルギーなどのトップ企業がしのぎを削る“異業種戦争”といっても過言ではない。日本勢はどうすれば勝ち残れるのか。大学教授、上場企業の取締役、コンサルタントという3つの顔を持つ著者が、膨大な資料と独自の視点で「戦いの構図」を整理し、日本の活路を探る。 【目次】●序章 次世代自動車産業をめぐる戦国時代の幕開け ●第1章 自動車産業の「創造的破壊」と次世代自動車産業の「破壊的創造」 ●第2章 EVの先駆者・テスラとイーロン・マスクの「大構想」 ●第3章 「メガテック企業」の次世代自動車戦略 ●第4章 GMとフォードの逆襲 ●第5章 新たな自動車産業の覇権はドイツが握る? ●第6章 「中国ブランド」が「自動車先進国」に輸出される日 ●第7章 「ライドシェア」が描く近未来の都市デザイン ●第8章 自動運転テクノロジー、“影の支配者”は誰だ? ●第9章 モビリティと融合するエネルギーと通信 ●第10章 トヨタとソフトバンクから占う日本勢の勝算 ●最終章 日本と日本企業の活路 【PHP研究所】
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