
「失敗の本質」超解説 入門編: 6つの敗戦と6つの教訓 原文は難しすぎるという全ての方へ
芦田 みらい
累計読者数10
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この本について
仕事をしていると、計画が明らかに無理筋でも「もう決めたから」で押し切られたり、悪い情報を上に伝えるだけで妙な空気になることってありますよね。部署ごとに見ている景色が違いすぎて、全体としてどこに向かっているのか分からなくなることもある。自分だけの問題じゃないと分かっていても、なんとなく疲れてしまうあの感じ、よく分かります。 この本は、そういう“組織のモヤモヤ”を歴史の失敗事例から解きほぐしてくれる一冊でした。精神論に引っ張られて判断が狂う経緯や、リスクを直視できない心理、サイロ化で連携が崩れる仕組みなどが、現代の職場でも起きている理由と重ねて描かれています。読んでいると、「自分の会社だけの特殊事情じゃなかったんだ」と少し肩の力が抜けるし、同時にどこを直せば前に進めるのかも見えてきます。例えば、最悪のケースを最初から計画に織り込む姿勢とか、異論を出しやすい環境づくりとか、現場レベルで手をつけられる視点が具体的に拾えるのがありがたいところでした。 組織の空気に振り回されている自覚がある人や、「なんでこんな判断になるんだろう」と日々首をかしげている人には、とくに刺さると思います。歴史の話なのに妙に今っぽくて、自分の働き方を見直すヒントも多い本です。
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