
バリュー株投資の教科書 暴落時に笑える狂人になるために
損切り抜刀斎
この本について
株を買うたびに「これ、本当に割安なのか…?」と手が止まること、ありませんか。暴落が来ると落ち着かなくなるし、SNSでは強気と弱気が飛び交って、どれを信じたらいいか分からなくなる。僕自身もずっとその揺れに振り回されてきました。 この本がおもしろいのは、「割安だから買う」では終わらず、その割安さが“いつ、どうやって”評価されるのかまでセットで考える癖をくれるところです。BS から本当に換金できる資産を拾い出し、DCF や ROE・BPS などを使ってざっくり理論株価を出す。さらに、株価を動かすカタリストがあるかを確認する。やっていることは地味なんですが、暴落のざわつきに巻き込まれずに済む、あの静かな安心感が手に入ります。値動きに感情を持っていかれたときに、一度ここに立ち返れるのもありがたいところです。 特に刺さったのは、「割安でも10年動かない株はある」という指摘でした。数字だけ見て“良さそう”に見えても、見直される理由がなければ資金が寝てしまう。その現実をちゃんと言語化してくれているので、迷ったときに判断の基準が作りやすくなります。逆に、地味だけど見落とされている小型株に光が当たる瞬間を冷静に待てるようにもなります。 派手さはないけれど、一回これを知っておくと暴落が怖さ半分、楽しさ半分くらいになる。そんな本です。 こんな人に刺さると思います。 “割安株を買っているつもりなのに、なぜか成果が出ないまま時間だけが過ぎていく人”
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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