
最強のファンダメンタル株式投資法
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ダイヤモンド社 / 2017-03-27
この本について
株を触っていると、「この企業って今どの時期なんだろう」とか「割安って言うけど、どこを見れば“本当に”安いのか」がずっとぼんやりしたまま残ることが多いですよね。僕自身、ROEだのPBRだの言葉は知っていても、それが実際の企業の動きとどうつながるのか腹落ちしていませんでした。成長株も資産株も気になるのに、基準が曖昧で踏み切れない。そんなモヤモヤを抱えている人には、この本がかなり実践的に効きます。 読みながら特に助かったのは、企業のライフサイクルと配当政策の関係を“現実の企業行動”として捉え直せたところです。導入期や成長期に配当性向が低い理由が腑に落ちると、急に数字が立体的に見えてきます。それに、ROEを「今の数値」ではなく「改善の兆しを読む指標」として扱う視点も、個人投資家の行動に落とし込みやすい。割安成長株をどう見つけるか、PERが反応していない企業のどこに着目するかなど、実務に近い温度感で書かれているのがありがたいところでした。 さらに、カタリストという“変化の芽”の考え方も、妙に現実的です。東証1部(現プライム)への昇格サインをどう読むかとか、優待や業界再編がどう株価に効くのかなど、数字だけでは見えない動きを拾う習慣が自然と身につきます。結局、少数派になるとはこういう細部を積み上げることなのか、と静かに納得させられる内容でした。 成長性と割安さの両方を見たい人や、企業分析が「点」ではなく「線」でつながってほしいと思っている人には特に刺さると思います。僕と同じように迷いながら手を動かしている人ほど、読み終わったあとに投資先を見る目が少し変わるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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