
ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること 「すごい会社」の見つけ方 (幻冬舎新書)
苦瓜達郎
この本について
投資って、「どのタイミングで買えばいいのか」「今の株価って高いのか低いのか」がずっと霧の中みたいで、私も長くモヤモヤしていました。指標は知っているつもりでも、実際の企業と結びつかないまま数字だけ追ってしまう…そんな感覚です。 この本は、そういう“数字は知ってるけど判断に自信が持てない”人の視点を一段だけ下げてくれて、現場で実際に価値を生んでいる会社をどう見つけるか、というところまで落としてくれるのがありがたいところです。著者が話すPERやPBRも、教科書的な説明じゃなく、「何を前提にこの数字を扱うのか」「予測の不確実性とどう付き合うか」という考え方が中心で、むしろそこに救われました。特に、「いつ上がるかではなく、いくらで買うか」「市場は間違う」と割り切る姿勢は、日々の値動きに振り回されがちな人ほどしっくりくるはずです。 もう一つ良いのは、企業を見るときの“手作業”がそのまま公開されているところです。売上、営業利益、粗利率、設備投資の3点セット…と、実際にどう数字を拾い、どこで違和感を探すのかがかなり具体的に書かれていて、読み終わったあとに「次の決算資料はこの順番で見てみよう」と自然に行動が変わります。派手な銘柄探しではなく、自分の目で確かめられる範囲に戻してくれる感じです。 タイミング投資に疲れた人、あるいは“割安って言われても本当なのか判断できない”という人には特に刺さると思います。数字の扱い方そのものが少し変わるので、焦りよりも落ち着きが残る一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの39%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




