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組織の盛衰 決定版 (中公文庫)

組織の盛衰 決定版 (中公文庫)

堺屋太一

累計読者数4
平均ハイライト数 90件/人
推定読了時間 約7時間12分
star総合評価 65/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 24%

この本について

組織で働いていると、「なんでこんなに意思決定が重いんだろう」とか、「みんな頑張っているのに、なぜか全体がズレていく感じがする」というモヤモヤにぶつかることがあります。個人では解けない違和感なので、余計にしんどいんですよね。 『組織の盛衰 決定版』は、そのモヤモヤの正体を歴史と構造から説明してくれる本でした。特に刺さったのは、組織には組織自身の目的が生まれてしまうという指摘で、誰の悪意でもないのに全体が硬直する理由が腑に落ちました。また、帰属意識が強いほど内部抗争が起きやすい、という逆説もリアルで、自分の職場の風景をそのまま見せられているようでした。さらに、トップの役割や現場・参謀・補佐の違いがかなり具体的に描かれていて、「自分はいまどの立場で何をすべきか」を考える材料になります。 組織の病気を見つけて解決策を示すというより、まず構造の本質を知ることで、自分の立ち位置や動き方の基準ができる本です。組織のことになると感情で悩みがちな自分には、冷静に距離を置ける視点をくれました。 「組織の中で、自分の役割の輪郭をつかみたい人」に静かに効く一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

なぜ日本的組織は硬直するのか? 変革を阻むものの正体は? 豊臣家、帝国陸海軍等、日本史における巨大組織の盛衰から組織の「死に至る病」を検証し、未来への処方箋を提示する。歴史作家であり、稀代のプロデューサーでもあった著者の二十年以上にわたる組織論研究の集大成。著者解説「今こそ、読んでほしい作品」を収録した決定版。
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