
いるもの、いらないもの。 40代ミニマリストの過不足ない暮らし
阪口ゆうこ
この本について
最近、家の中のあれこれに「なんとなく疲れるな」と感じることが増えていませんか。献立を考えるのも、服を選ぶのも、サブスクの管理まで気づけば全部“自分の判断”が積み重なっていて、じわじわ消耗していく感じ。僕も同じで、暮らしを整えるはずの仕組みが、気づけば自分の首を締めていたりします。 この本が面白いのは、いわゆるミニマリストの「減らすぞ」「片づけるぞ」みたいな気合いではなく、日々の迷いをひとつずつ潰すための工夫が生活の中に自然に溶け込んでいるところです。魚を食べ忘れるなら曜日で決める、味噌に飽きるなら“フリー枠”を作る、服は洗濯機で洗えるものだけにする。どれも壮大な改革じゃないのに、実際の暮らしで効き目があるのが分かるんです。特に「定番は考えるより先に右手が決める」という感覚は、判断疲れが溜まりやすい人にとってかなり救いになると思います。 読んでいて思ったのは、「ちゃんとした暮らし」ではなく「自分が回せる暮らし」に寄せていくと、こんなにも心が軽くなるのかということ。冷蔵庫の野菜を全部味噌汁で使い切るとか、スポンジの終着点を決めておくとか、黒の服を常備しておくとか。どれも小さな話なんですが、こういう細部の積み重ねが、結局は自分を助けてくれるんですよね。 無理なく生活を軽くしたいけど、大きな改革をする気力まではない…そんな人に静かに刺さる本だと思います。僕自身、読んだあと「これなら自分でもできるかも」と思える工夫がいくつもありました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
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