
書きたいことがない人のための日記入門 (星海社 e-SHINSHO)
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累計読者数7
平均ハイライト数 5.9件/人
star総合評価 44/100
boltライト読書型
この本について
日々の出来事を言葉にしようとしても、そもそも「書きたいことなんて別にないんだよな」と手が止まることってありますよね。仕事や生活でいっぱいいっぱいだと、内側ばかり覗き込んでしまって、余計に書けなくなる。僕も同じで、手帳を前にしては、何も出てこない日のほうが多いです。 この本が面白いのは、「外側を見る」とか「後から読み返す楽しみ」といった、日記のハードルをぐっと下げてくれるところです。俳句の写生みたいに、ただ周りを観察するだけで十分だと言ってくれたり、何年後かに読み返したときにひっそり効いてくる“未来の自分のためのメモ”という位置づけを示してくれたり。さらに、AIに日記を読ませるという、誰にも見せないと公開の中間みたいな距離感も紹介されていて、いまの時代らしい緩さがあります。 読んでいると、「ちゃんと書こう」と力む必要がないことに気づきます。役に立たない思いつきだって日記になっていいし、勢いのある日には勢いのまま書けばいい。自分の生活をそのまま残すだけで十分なんだと、視点が少し楽になります。 書けない日が続いている人、内省しようとして逆に疲れてしまった人には静かに刺さるはずです。日記を書くことで、自分の生活をもう一度ゆっくり見つめ直したいときに、そっと横で伴走してくれる一冊でした。
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