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ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫Toppoint

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫Toppoint

G.キングスレイ ウォード、G.Kingsley Ward、城山 三郎

新潮社 / 199404

累計読者数4
平均ハイライト数 19.3件/人
star総合評価 63/100
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この本について

仕事でも私生活でも、誰かと向き合うたびに「これでよかったんだっけ」と小さく迷う瞬間ってありますよね。部下への声かけひとつ、批判の受け止め方ひとつ、自分の態度をどう選ぶかで結果が変わるのは分かってるけれど、正解は見えにくいまま。僕自身、忙しい日ほど判断の基準がぶれてしまいます。 『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』は、そんな日々の微妙な迷いに、少しだけ軸を与えてくれる本でした。大きな理念を語るというより、「人と向き合うときの温度感」や「責任の取り方」といった、ごく具体的な場面でどうふるまうかを考えさせられます。たとえば、批判をどう扱うか。著者は、すべての意見を真面目に受け取る必要はないし、聴くべき人は一握りだと言い切ります。一方で、部下には誠実に期待を伝え、きちんと評価する。そのバランス感覚が妙に現実的で、読んでいて肩の力が抜けました。 もうひとつ刺さったのは、「態度は自分で選べる」という視点です。困難の解毒剤は外ではなく内にある、という一文は、状況に振り回されがちなときほど効きます。行動を変えろと言われると身構えますが、態度なら今日の自分でも調整できる。そこがこの本の実用的なところだと思います。 人と気持ちよく働きたいけれど、精神論だけでは動けない。そんな現実派の人に静かに刺さる一冊です。

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