
The Greatest Salesman in the World (English Edition)
Og Mandino
Bantam / 2011-01-05
この本について
仕事でも日常でも、自分の気持ちがうまく扱えない日ってありますよね。やる気が出たり引っ込んだり、急に不安が強くなったり、逆に妙な自信で空回りしたり。頭では「行動したほうがいい」と分かっているのに、なぜか踏み出せないまま一日が終わっていくあの感じ、僕もよくあります。 『The Greatest Salesman in the World』を読んで印象的だったのは、成功のテクニックよりも、「感情の波にどう向き合うか」や「小さな習慣がどう積み重なるか」といった、ごく人間的な部分に焦点が当たっていたことです。たとえば、気持ちが沈む日には「沈んでいる自分をなんとか奮い立たせるのでなく、別の行動を挟んで切り替える」という視点が示されていたり、怖さや迷いを減らすには“気合”ではなく、ただ一歩だけ行動することだと書かれていたりします。それから、感情に振り回される自分を否定しない姿勢も心地よくて、調子が良い日も悪い日も「今日はこういう日」と受け止めつつ続けることの大切さがすとんと腑に落ちました。 さらに、この本は「習慣は習慣でしか上書きできない」という考えを何度も思い出させてくれます。経験だけに頼ると変化に追いつけないから、日々の読み返しや行動の積み重ねで、自分の思考を少しずつ育てていく。大きな目標を掲げて空回りしていた僕には、この“地味だけど効くやり方”がちょうどよかったです。 自分のペースで前に進みたい人、感情の浮き沈みに疲れた人にとっては、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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