
起業力入門 20代で社長になる7つのステップ
内田雅章
ゴマブックス株式会社 / 2007
この本について
サラリーマンとして働いていると、「この経験って本当に意味あるのかな」「起業を目指してるけど、今の生活とどうつながるんだろう」と、ふと足が止まる瞬間がありますよね。僕自身も同じように揺れながら働いていた時期があって、そんな時に読んだ本のひとつが『起業力入門』でした。理不尽さやプレッシャーをどう捉えるか、という視点がけっこう強く刺さったのを覚えています。 この本が面白いのは、「努力すれば必ず成功する」といった綺麗な話ではなく、起業家という生き物の“身体感覚”みたいなものまで書いてあるところです。たとえば、どれだけ忙しくても時間を大事に使おうとする姿勢とか、ストレスすら学びに変える視点とか。「起業したいなら、まずは今いる会社で“考えるサラリーマン”になること」というメッセージも、自分の働き方を見直すきっかけになりました。いきなり会社を飛び出す前に、今の経験をどう積みに変えるか。そのリアルさがありがたかったです。 さらに印象に残っているのは、「人のやってほしいことを仕事にする」という考え方。理想や“好き”だけで突っ走りがちな時期ほど、耳が痛いけど大事な言葉だと思います。著者のエピソードには、相手のニーズを丁寧に拾うことで人に助けられていく場面が何度も出てきて、自分の立ち回り方を見直すヒントにもなりました。 起業に興味があるけれど、“今の自分が何を積めばいいのかわからない”という人にはとても刺さる本です。理想論ではなく、足元をどう整えるかを考えたい時に手元にあると、少し背中が軽くなります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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