
人の心がまるごとわかる心理学 (中経の文庫)
植木 理恵
KADOKAWA / 2011-06-02
この本について
最近、人間関係でちょっとした違和感を覚えることが増えていませんか。相手の機嫌を読み間違えたり、褒めたつもりが空回りしたり、部下や同僚との距離感がうまくつかめなかったり。自分なりに頑張っているのに、どうもうまく扱えていない感じが残る。僕もそういうモヤモヤをずっと抱えていて、何がズレているのかさえ分からないまま過ごしていた時期がありました。 この本が効いたのは、抽象的な「コミュ力」ではなく、具体的な心理のクセをそのまま行動に落とせる形で示してくれたからです。たとえば、人が失敗の理由をどこに置くかで次の一歩の出方が変わる話は、自分にも他人にも当てはまってハッとしました。「才能のせい」にして落ち込む流れを止められるだけで、仕事のミスを引きずる時間がかなり減ります。また、相手の自尊心を傷つけずに気づかせる方法や、あえて褒める回数を揺らすと行動が安定する話など、すぐに現場で試せる視点が多いです。人間関係って感情の問題だと思っていたけれど、ちょっとした仕組みや習慣で扱い方が変わるんだと実感しました。 とくに、相手の「盲点」をそっと指摘してあげると人は深く感激するという話は、誰かを動かそうと力むよりずっと現実的で、関係づくりのやり方を見直すきっかけになりました。うまくいかない理由を性格のせいにしていた人ほど、視界がスッと開く本だと思います。 こんな人に刺さる一冊です。人と関わるたびに少し疲れてしまうけれど、関係そのものを投げ出したいわけではない人。
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ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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