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宝島 (光文社古典新訳文庫)

宝島 (光文社古典新訳文庫)

スティーヴンスン and 村上 博基

学研プラス / 2015-06-16

累計読者数3
平均ハイライト数 2.7件/人
推定読了時間 約1時間54分
star総合評価 48/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 90%

この本について

やるべきことは山ほどあるのに、気持ちが置いてきぼりのまま日々が進んでいく感じってありませんか。自分の中で冒険したい気持ちは残っているのに、現実では同じ景色ばかり見ている…そんなときに『宝島』を読み返すと、不思議と心の奥に火がつく感覚がありました。 この物語が効くのは、派手な展開よりも、読者が保存した抜粋にあるような「人間くささ」の部分です。薄汚れた上着を繕いながら生きていたキャプテンや、どこか不憫さのにじむシルヴァー、少年ジムが想像の中の冒険よりも現実の方がずっと厳しいと知る場面。こういう細部に触れると、「自分の生活もこんなふうにほころびを抱えたまま進んでいるよな」と妙に共感してしまいます。 同時に、帆船の描写や島の地図の細密さ、未知の土地に足を踏み入れるときのあの高揚感が、忘れていた感覚を呼び戻してくれるんですよね。大人になると計画や安全ばかり優先してしまうけれど、ちょっと方向を変えてみる勇気くらいは持ってもいいのかもしれない、と思わされます。 日常がルーティンに見えてきたとき、もう一度「自分の物語」を動かしたい人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

宝のうまった島の地図を手に入れた少年・ジムは、船乗りたちと宝探しの航海に出発します。しかし、海賊との戦いが待ち受けていて…。勇気と夢のつまった、心おどる冒険物語。さくさく読める世界名作シリーズ第14弾。
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