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ロビンソン・クルーソー (光文社古典新訳文庫)

ロビンソン・クルーソー (光文社古典新訳文庫)

デフォー、唐戸 信嘉

累計読者数3
平均ハイライト数 5件/人
推定読了時間 約9時間42分
star総合評価 55/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 83%

この本について

最近、仕事でも生活でも「自分だけ取り残されてる気がする」とか、「もっと別の環境にいたら違ってたのかも」とか、そんな考えが頭から離れないときがあります。目の前の不足ばかり見えて、今あるものがまったく見えなくなるあの感覚、けっこうしんどいですよね。 『ロビンソン・クルーソー』を読んでいて刺さったのは、絶望のど真ん中にいる主人公が、少しずつ「自分の視野の狭さ」に気づいていくところでした。孤独で何もないはずの島で、彼は逆に“あるもの”に目を向ける練習をしていきます。これは精神論ではなく、今日をどうやって生き延びるかという切実な話として描かれています。また、仲間がほしいと叫ぶような場面は、現代の孤立感と重なるものがあって、自分の中の弱さをそのまま受け止めてくれるような感触がありました。さらに、過去の自分の愚かさに向き合う視点もあって、「あのときの判断ミス」を責め続けてしまう人には静かに効いてきます。 大げさに人生が変わる本ではないけれど、足元をもう一度見たいときに寄り添ってくれる一冊でした。今の環境に不満ばかり積もっている人、あるいは「自分の気持ちの扱い方」がわからなくなっている人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

一六三二年、英国に生れた船乗りロビンソンは、難破して絶海の孤島に漂着した。ここから二十八年に及ぶ無人島生活が始まった―。不屈の精神で鳥や亀を獲り、野生の山羊を飼い慣らしてバターやチーズを作り、パンまでこしらえてしまう。ところが驚天動地の事態が...。めげない男ロビンソンを通して人間の真の強さを描き、世界中に勇気と感動を与えてきた、冒険文学の金字塔。待望の新訳。
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