
困った性格の人とのつき合いかた
小羽 俊士
すばる舎 / 2013-01-29
累計読者数7
平均ハイライト数 3.6件/人
推定読了時間 約3時間1分
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%
この本について
人間関係で「なんでこの人とは噛み合わないんだろう…」と感じる瞬間ってありますよね。相手に悪気はなさそうなのに雑に扱われている気がしたり、逆にこちらの言葉がまったく届かなかったり。自分が悪いのか、相手が特殊なのか、その境界が見えなくてしんどくなることがあると思います。 この本を読んで印象的だったのは、性格や相性の問題だと思っていたことの裏側に、知能の差や自己愛のタイプといった“構造”的な理由があるという視点でした。人の理解力の差が20ポイントあるだけでストレスが生まれやすいとか、「外向的な自己愛」と「内向的な自己愛」で同じ自己愛でも振る舞いがまったく違うとか、具体的な話が多くて腑に落ちるんですよね。相手を薄っぺらく「面倒くさい」と片付けるんじゃなくて、なぜその行動になるのかが見えてくると、関わり方の調整がしやすくなります。 自分が変に我慢するでもなく、相手を矯正しようとするでもなく、「ここは距離を置こう」「ここは噛み合わない前提で話そう」といった現実的な落としどころを見つけやすくなる本です。特に、相手の言動に振り回されやすい人や、仕事でどうしても関係を切れない相手に疲れやすい人には、ひとつの地図になる感じがしました。 「そもそも噛み合わない理由を知りたい人」に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
理不尽なほどのストレスを感じさせられてしまう「困った性格の人」。私たちはどんな相手を「困った性格の人」と思ってしまうのでしょうか? どんな人との関わりでも、多少の摩擦や利害の対立はあるでしょうし、そのためにいくらかのストレスを感じることは避けがたいでしょう。しかし「困った性格の人」を相手にする時、私たちはそうした普通の「避けがたい」「しかたのない」レベルをはるかに超えた〈理不尽なほどのストレス〉を感じさせられてしまうのです。「彼ら/彼女ら」と関わっていると、私たちは通常以上に傷つき、苛立ち、怒りを生じ、こうした自分自身のネガティブな感情に疲弊してしまいます。「彼ら/彼女ら」は、対人関係における境界線を平気で踏み越え、〈マイ常識〉〈マイルール〉を押しつけて他者を支配しようとしてきたり、自分の感情をコントロールするためにネガティブな感情を他者に押しつける形で「他者の心を使ってしまう」ということが目立って多いのです。本書では特に「境界性パーソナリティ障害」「自己愛性パーソナリティ障害」「ヒステリー性格」を取りあげ、その性格病理を正しく理解することからはじめ、どうすれば「困った性格の人」との関係を不愉快なものにしないでいられるかを解説します。数多くの臨床例を診療してきた経験豊富な精神科医による具体的な方法は、簡単に離れられない「困った性格の人」との人間関係に悩むあなたを助ける有効な方法となるでしょう。
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