
刑務所なう。シーズン2 前歯が抜けたぜぇ。ワイルドだろぉ?の巻 (文春e-book)
堀江 貴文
累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
star総合評価 38/100
boltライト読書型
この本について
仕事に行くだけで気持ちが重い日ってありますよね。周りに合わせて当たり前のように働いているけれど、「自分はこのままでいいんだろうか」とふと立ち止まってしまう。収入や将来の不安もあるし、かといって急に大きな挑戦ができるわけでもない。その宙ぶらりんな感じに、僕自身ずっと悩んでいました。 『刑務所なう。シーズン2』は、いわゆる“自己啓発っぽい勇ましさ”とは真逆で、極限状態の生活の中から見えてくる価値観のズレを淡々と語ってくれます。たとえば、好きなことを仕事にする話も、「今の仕事がイヤなら全部捨てろ」という乱暴さではなく、生活コストが下がった今なら、価値観を調整すれば身軽に動けるという現実的な視点なんですよね。持ち家やマイカーといった「大人なら当然」の基準に縛られなくても、案外生きていけるんだと気づかされます。 それから、日々の退屈さについての言葉も刺さります。読書も運動もせず、なんとなく流されていると、人生がスカスカに感じる。これは刑務所生活だからこそ浮き彫りになった視点で、自分の毎日の“密度”を見直すきっかけになります。さらに、システム開発に関するくだりもそうですが、「もっとシンプルにしていいこと」を軽やかに示してくれるので、考えすぎて足が止まるタイプの人ほど響くと思います。 普通に働いて普通に生きてきたはずなのに、どこかモヤモヤしている人にこそ刺さる一冊です。自分の価値観をちょっと揺さぶってくれる、そんな読み味でした。
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