
Roman Holiday ローマの休日 ラダーシリーズ
イアン・マクレラン・ハンター
IBCパブリッシング / 2011-01-01
累計読者数4
平均ハイライト数 25.3件/人
推定読了時間 約1時間24分
star総合評価 67/100
menu_book精読型
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この本について
仕事でも日常でも、肩書きや役割にしばられたまま「本音で動けていないな」と感じることがあります。周りの期待に合わせてしまったり、自分で自分を縛ってしまったり。やりたいことは実はすごく小さくて、ただ歩きたい道を歩くだけなのに、それすら遠く見える時があります。 『Roman Holiday』を読むと、その“遠さ”が少しだけ近づきます。読者が保存していた箇所には、プリンセス・アンが夜着や下着に文句を言ったり、雨の中を歩きたいと訴えたり、カフェの歩道席にただ座りたいと願う姿が多く並んでいました。たぶん刺さったのは、その素朴な「自分のままでいたい」という欲求と、ジョーが彼女の不安に寄り添いながら、小さな冒険へ連れ出していく関わり方だと思います。誰かの役に立とうとしつつも迷い続けるジョーの揺らぎもまた、現実に近い温度です。 この物語が効くのは、無理に自分を変えるのではなく、肩の力を抜いたときに見えてくる自由の感触を思い出させてくれるところです。大げさな成長物語ではなく、歩道に座る、髪を切る、ちょっと嘘をついて相手を守る――そんな小さな行動の積み重ねが、自分の世界を動かすんだなと気づかされます。 「本当はもっと軽やかに生きたいけど、どうしても構えてしまう人」に静かに沁みる一冊です。
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出版社による紹介
王女と新聞記者の、ローマを舞台にした一日だけの恋物語。日々の公務で窮屈な生活を送る王女がジョーと出会い、スペイン階段、真実の口など、ローマの観光スポットをまわり休日を満喫する。新人女優であったオードリー・ヘップバーンがアン王女を演じ、映画は大ヒットを記録した。
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