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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫)

渡航 and ぽんかん(8)

小学館 / 2017-09-24

累計読者数10
平均ハイライト数 16件/人
推定読了時間 約5時間30分
star総合評価 62/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 47%

この本について

進路とか人間関係みたいに、正解があるようでない話って、誰に相談しても結局しっくりこなくて、気づけば「まぁいいか」と流してしまうことが多いと思います。言いたくないことは飲み込みつつ、それでも相手の表情ひとつに揺れたり、踏み込みすぎても離れすぎてもどこか不自然になったり。大人になりきれないまま日々を回している感じ、僕もずっと抱えています。 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12』は、その“中途半端なまま立ち止まってしまう瞬間”を丁寧に描いてくれます。三人が揃うとそれぞれの役割を演じてしまう距離感とか、話したくないことを話さないまま残る沈黙の重さとか、知らないふりがもう許されない関係のしんどさとか。派手な出来事がなくても、こういう細かい揺らぎが正面から描かれると、自分の心の形がそのまま照らされているように感じるんですよね。 大学や将来の話も、“運命的な出会いなんてないかもしれない”という現実を認めつつ、それでも少しだけ前に進もうとする感覚が素直に響きます。諦める理由はいくらでも作れるけれど、それでも種みたいな小さな気持ちが残っていることを、この巻はそっと示してくれる。誰かのための行動に見えて実は自分のためだったり、逆に自分のためと言いながら誰かを気にしてしまう揺らぎも、妙に身に覚えがあるはずです。 こんな人に刺さると思います。知らないふりも割り切りも、もう効かなくなってきた関係と向き合い始めた人。自分でも気づかないうちに抱えていた小さな本音に、そっと手を添えてくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

たとえ、その選択を悔いるとしても。 バレンタインデーのイベント、水族館での雪の日を経て、自分たちが踏み出すべき一歩を定める八幡たち。 そんな奉仕部に、ある大きな依頼が持ち込まれる。 その依頼に対して、今までとは違ったやり方で取り組むのは、三人にとっては自然な流れのはずだった。 それが、自分たちの求めていることなら――。 たとえ、その選択を悔いるとしても。 時間の流れがいつか自分たちを大人にするのかもしれない、出会いと別れを繰り返して人は成長するのかもしれない。でも、いつだって目の前には「今」しかなくて――。 雪乃、結衣、八幡。それぞれの想いを胸に抱えながら、各々が選択する「答え」とは。 新たなる青春群像小説、物語は最終章へ。シリーズ12巻。 ※ガガガ文庫PR付き! ※「ガ報」付き! ※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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