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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)

渡航 and ぽんかん(8)

小学館 / 2014-04

累計読者数5
平均ハイライト数 32.6件/人
推定読了時間 約8時間37分
star総合評価 73/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 45%

この本について

人間関係で踏み込みきれないときってありますよね。言えば伝わるはずと思いながら、本当は「言ったら壊れるかも」と不安で、黙ったまま距離だけがじわじわ広がっていく感じ。自分なりに考えて動いているつもりなのに、あとで振り返ると全部「やってる気」だっただけじゃないか……と落ち込むこともあります。 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9』は、そういう“踏み込むことの怖さ”と向き合う巻でした。誰かを大切にするって、本当はその人を傷つけてしまう可能性を受け入れることなんだ、と静かに突きつけられますし、間違えた後でも「問い直す」ことはできるという視点には救われました。伝えることは万能じゃないし、理解し合うなんて理屈ではいかない。だけど、それでも相手の内側まで知りたいと思ってしまう自分の浅ましさも含めて認めていくところに、この巻の重さとリアリティがあります。 とくに刺さったのは、自分が誰かを見ているようで、実はそこに“今の自分”を映しているだけかもしれない、という気づきでした。曖昧な言葉でごまかしても前に進まない。壊す怖さを抱えたままでも、一歩だけ踏み込もうとする。それができなくて悩んでいる人には、けっこう沁みると思います。 「本音で向き合う勇気がほしい人」に届く一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

もうすぐクリスマス。小さい頃はプレゼントがもらえる日だったが、今はもう違う。何より、願うことも、欲しいものもなくなってしまった―。生徒会長選挙の日以来、何かが決定的に終わってしまった関係を引きずりながら、逃げ出さないため、ただそれだけのために部室に集まる八幡たち。そんな折、新たな依頼を持ち込んだのは、先の選挙で生徒会長となった一色いろは。他校との合同クリスマスイベントを手伝って欲しいという依頼に対し、一人で行動しようとする八幡だが、一筋縄ではいかない依頼に事態は次第に悪化していく...。
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