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察知力

察知力

中村俊輔

幻冬舎

累計読者数4
平均ハイライト数 38.5件/人
推定読了時間 約2時間13分
star総合評価 78/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 78%

この本について

仕事でも生活でも、環境が変わった瞬間に、急に自分の弱さが浮き彫りになることってありませんか。ポジションが変わるたびに手探りで、足元も未来も同時に見ようとして空回りする感じ。うまくやりたいのに、目の前の変化を察知しきれず、どこから手をつければいいのか分からなくなる。僕もよく同じ沼にはまります。 中村俊輔さんの『察知力』は、そういう迷いの中で「どう状況を見るか」を実践ベースで教えてくれる本でした。たとえば、壁にぶつかったときこそ細かく状況を感じ取り、足りないものを拾いにいく姿勢。それを面倒くさい根性論として語るのではなく、ほんの小さな課題を設定して、越えたらまた次を探すという地味な積み重ねとして描いているのがいいんです。ポジションが変わっても引き出しがあれば対応できる、という言葉も、仕事の役割がコロッと変わる僕らにはすごくリアルに響くはずです。 もうひとつ印象的なのは、環境や相手の意図を読む視点。怒ってほしそうなら軽く笑いながら受け流すとか、監督の気持ちを察して動くとか、一見サッカーの話に見えて、実は職場の人間関係そのものなんですよね。そこを「気を遣え」とは言わず、観察して小さく合わせていくと関係が変わる、という温度感で書いているので無理がない。 今いる環境で迷いながらも前に進みたい人、特に「壁は見えるけど越える力が足りない」と感じている人にはかなり刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

自分より身体能力の高い選手と戦うには、相手よりも先に動き出すこと。そのときに必須なのが、瞬時に状況判断をして正解を導く力だ。それを、中村俊輔は「察知力」と呼ぶ。サッカーでは一瞬の判断が勝敗を決する。彼は、毎日の反復練習と情報収集、こまめな目標設定と自己反省を、特にノートに「書き付ける」ことで、自分を客観視し、この力を磨いてきた。世界から注目される名選手(テクニシャン)の心身鍛練術は“シンプルなことの継続”だった。
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