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ストライク・ザ・ブラッド1 聖者の右腕 (電撃文庫)

ストライク・ザ・ブラッド1 聖者の右腕 (電撃文庫)

三雲 岳斗 and マニャ子

KADOKAWA / 2011-05-10

累計読者数4
平均ハイライト数 1.5件/人
推定読了時間 約4時間30分
star総合評価 31/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%

この本について

最近、周りから期待される役割と、自分の実感のズレに疲れることが多いんですよね。できると思われていることほど、実は中身が追いついていない感じがあって、誰にも言えずに目を逸らしてしまう。そんな時に『ストライク・ザ・ブラッド1』を読み返すと、妙に落ち着く瞬間がありました。 この物語の古城も、いきなり「第四真祖」なんてとんでもない立場を背負わされますが、本人は状況についていけず、ただ呆然と槍を見つめるだけの普通の少年として描かれています。読者が保存していたシーンは、まさに「期待される役割」と「本人のリアル」のギャップが露わになる場面ばかりで、その戸惑いが自分の日常の縮図みたいに感じられるんですよね。浅葱とのやり取りで無意識に問題集から目を逸らす描写なんかは、できる人の前で自分の弱さを隠したくなるあの感覚にすごく近い。 だからこの本は、派手なバトルよりも「どうしよう、こんな重い役割に自分は本当に向いているのか」という揺らぎに寄り添ってくれるんです。読んでいるうちに、強くなる前のぐちゃっとした段階のままでいてもいいんだな、という余白が少しだけ生まれる。物語としてはアクション寄りですが、救われるポイントは案外そこにあります。 こんな人に刺さると思います。周囲からの期待と自分の自信のなさの両方を抱えたまま、なんとか日々やりくりしている人。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

“第四真祖”── それは伝説の中にしか存在しないはずの世界最強の吸血鬼。十二体もの眷獣(けんじゅう)を従え、災厄を撒き散らすといわれる幻の吸血鬼が、日本に出現したという。その“第四真祖”監視と抹殺のため、政府・獅子王機関は“剣巫(けんなぎ)”と呼ばれる攻魔師(こうまし)の派遣を決定。しかしなぜか監視役として選ばれたのは、見習い“剣巫”の少女、姫柊雪菜(ひめらぎゆきな)だった。対真祖用の最強の霊槍(れいそう)を携え、魔族特区“絃神(いとがみ)市”を訪れる雪菜。そこで彼女が遭遇した“第四真祖”暁古城(あかつきこじょう)の正体とは!?
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