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灰と幻想のグリムガル level.10 ラブソングは届かない (オーバーラップ文庫)

灰と幻想のグリムガル level.10 ラブソングは届かない (オーバーラップ文庫)

十文字青、白井鋭利

オーバーラップ / 2017-03-25

累計読者数3
平均ハイライト数 1.3件/人
推定読了時間 約3時間44分
star総合評価 42/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%

この本について

仕事でも人間関係でも、相手の動きに合わせることばかり優先して、自分が何を感じているのかよく分からなくなる瞬間ってあります。頑張って成長してきたはずなのに、どこか物足りなさが残るというか、「もっとできる気がするのに、踏み出せない」みたいな感覚。頭では分かっているのに身体が固まるあの感じ、ぼくもけっこうあります。 グリムガル10巻の抜粋を見ていると、読者が刺さっているのは、そういう“自分の限界の扱い方”なんだと思うんです。クザクの成長を認めつつも、ハルヒロが「もっとやれるはずだ」と感じるシーンって、他人事に見えて実は自分への視線にも近いんですよね。気づかないふりをしてきた物足りなさを、そっと突かれるような感覚がある。そして逆に、冒頭のみんなのドタバタした距離感や、闇の中で何がなんだか分からなくなる描写には、「ああ、迷うってこういうことだよな」と安心させられるところもある。 この巻は、派手に背中を押すタイプではなくて、迷って進んで、また迷って…を繰り返す仲間たちの姿を丁寧に見せてくれるので、自分の不器用な成長をそのまま認められるようになる本です。特に、自分の“余白”に気づいているのに活かしきれない人に刺さると思います。そんな時に読むと、焦りよりも「もう少しだけ前に進んでみるか」というくらいの温度で、気持ちが動きます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ある義勇兵が深い傷を負い、山中で一人その人生の終焉を迎えつつあった。 死に間際、彼は思い出す。元いた世界の残滓を。そして、疑問を抱く。 ――この“グリムガル”という世界とはなんなのか?と。 一方、千の峡谷(サウザンバレー)を抜けオルタナを目指し東へ進んでいたハルヒロたちは、道中の森で、巨大な猿のようなモンスター・グォレラたちの襲撃を受けていた。レッドバックというリーダーに率いられたグォレラの群れに苦戦を強いられる。辛うじて追撃を振り払い、逃げ込んだのはオークの出来損ないが隠れ住む村だった……。
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