
この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡 (角川文庫)
門田 隆将
累計読者数3
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star総合評価 44/100
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この本について
最近、判断に迷ったり、責任のある立場でどう振る舞うべきか悩むことが多いんですよね。自分の感情に引っ張られたり、先が見えなくなったりすると、ちょっとした決断にも不安がにじむ。そんな時に、他人の「強さ」に触れたくなるけれど、現実離れした英雄譚だとむしろ距離を感じてしまうこともあります。 この本に出てくる根本博という人物は、そういう“作られた強さ”とは違います。抜粋にもあるように、絶望的な状況でも悲観に溺れず、部下の心理を守りながら最善の策を探し続ける。その姿勢は、仕事で迷ったときに「どう立っていればいいか」を静かに教えてくれる感覚があります。また、彼が“軍人の本分とは勝てる可能性に賭けて実行すること”と考えていたように、状況が厳しいほど、感情ではなく現実を見る目が必要だという当たり前が腑に落ちます。そして、彼が戦場であっても“犠牲は軍人だけにとどめようとした”という一文は、目的のために何を守るかを考え直させてくれるはずです。 歴史の話ではあるのに、今の自分の働き方や判断基準のゆらぎに刺さる部分が多い本でした。特に「感情に振り回されず、でも人間性を手放さずにいたい人」には届くと思います。
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