ヨムナビ
死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (角川文庫)

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (角川文庫)

門田 隆将

累計読者数14
平均ハイライト数 9.1件/人
推定読了時間 約10時間19分
star総合評価 54/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 38%

この本について

仕事でも家庭でも、ぎりぎりの判断を迫られた時に、自分はどう動けるんだろう……と考えてしまう瞬間がありませんか。普段はそれなりに冷静なつもりでも、極限に近づくほど「素の自分」が剝き出しになるあの感じ。後から振り返って、もっとやれたんじゃないかと落ち込むこともあります。 『死の淵を見た男』を読んで強く残ったのは、福島第一の現場で闘った人たちが、ヒーローではなく、強さと弱さを同時に抱えた“普通の人間”だったということです。たとえば吉田所長が「ないものはない」と腹をくくり、消防車での注水など、現場でできる選択肢を必死に探し続けた場面。あるいは、緊張が張りつめる中で「なんか……食べるか?」と声をかけ、周囲の空気を一瞬ゆるめた場面。どちらも派手さはないのに、人としての踏ん張りがリアルに伝わってきます。読んでいると、自分の弱さを抱えたままでも「今できる一手」を積み上げることはできるのかもしれない、と少しだけ視点が変わりました。 この本は原発の賛否を語るものではなく、あの場で人がどう判断し、どう揺れ、何を守ろうとしたのかを丁寧に追っています。だからこそ、プレッシャーの中で迷いながら働く人や、自分の判断に自信が持てないまま日々を進めている人ほど、静かに刺さると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

門田 隆将の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

あの時、何が起き、何を思い、どう闘ったのか。原発事故の真相が明らかに!
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要