
MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法
広瀬 隆雄
この本について
投資の話って、気づくと「みんなこう言ってるし…」みたいな空気に流されがちですよね。インデックス最強とか、長期なら必ず報われるとか。便利な言葉ではあるんですけど、実際に自分のお金を動かすときには、その表面のノリだけではどうにも不安が残る。僕自身も、何を基準に判断すればいいのか曖昧なまま、なんとなく投資を続けていた時期が長くありました。 この本が効いたのは、その“曖昧さ”をほぐしてくれたところです。たとえば、バブルの最中は「良い会社」と「良い投資ストーリー」を見分けるのがいかに難しいかを丁寧に書いていて、過去の熱狂の裏側を具体的に想像できます。また、インデックス運用でうまくいかない理由を“相対リターンの仕組み”の話から解説していて、僕にとってはここがかなり視点が変わりました。SPYの成り立ちや、米国の経済指標がどう株価に効くかといった背景も、単なる知識ではなく“自分が何を見て判断するか”につながる情報として示されている感じがします。 読みながら思ったのは、投資って結局「自主性を放棄しないこと」がすべてだということ。四半期決算を追うとか、業績の荒い銘柄とおとなしい銘柄を使い分けるとか、どれも地味なんですけど、現実に迷っている人間にはこういう“手触りのある作業”が一番ありがたいです。 今の投資方針に何となくモヤモヤしている人、特に「周りの言う最適解」と「自分の感覚」のズレに悩む人には、かなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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