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「年収6割でも週休4日」という生き方

「年収6割でも週休4日」という生き方

ビル・トッテン

小学館 / 2009-11-02

累計読者数5
平均ハイライト数 4.4件/人
推定読了時間 約2時間10分
star総合評価 43/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 49%

この本について

仕事の時間だけがじわじわ増えて、家のことや自分の生活はどんどん後ろに押し出されていく感じ、ありませんか。働けば便利さは手に入るはずなのに、実際は余裕が減っている気もして、どこでバランスを取り直せばいいのか分からなくなる。僕自身、そこをずっと迷っています。 この本は「もっと稼ぐか、もっと頑張るか」ではなく、「そもそも今の仕組み自体が私たちの時間を奪っているのでは」という視点をくれました。読者の方が保存している部分を見る限り、刺さっているのは “極端な節約術” ではなく “消費と労働の仕組みそのものへの違和感” だと思います。産業機械やコンピュータが本来は人を楽にするためのものだったはずなのに、実際は長時間労働を固定化する道具として使われてしまったこと。銀行が「何もないところからお金を作る」仕組みが、社会全体を成長し続けざるを得ない構造にしていること。こういう背景を知ると、個人の怠慢ではなく、そもそも私たちは無理のある土台に立たされていたんだと静かに気づかされます。 その上で著者が提案するのは、急に山奥で自給自足をしろという話ではありません。外食を減らして料理する時間をつくるとか、壊れたものを自分で直す工夫を取り戻すとか、便利さを少し緩めることで家計も心も軽くなるという、ごく現実的なラインです。年収6割でも成り立つ暮らしというのは、節制ではなく「無理なく生活をコントロールできる感覚」を取り戻す話に近いです。 今の働き方にどこか引っかかりを感じていて、「でも何から変えればいいのか分からない」という人には、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

経営者の最大の責務は、社員の生活を守ることです。 石油に依存したグローバル経済はいずれ破綻し、日本経済も大幅に縮小する時代がやって来ます。そのときわれわれはどう生きるべきでしょうか。 IT企業の経営者でもある著者は、古き良き日本の経営哲学を学びました。「経営者の最大の責務は、社員とその家族の生活を守ること」という信念のもと、たとえ業績が悪化しても、ひとりもリストラしないと全社員に約束しました。 最悪の場合は、社員と経営者の年収を6割まで減らすことも同時に言明しています。 しかし給料とは労働の対価です。一方的に減らすのは公正ではありません。そこで週休四日まで勤務時間を減らすことを提案しています。 こうして生まれた時間を使って、社員が自給自足的生活に移ることを著者は奨励し、その準備を支援しています。自らも石油に頼らずに自立する生活を始めています。 これは一企業のあり方にとどまりません。日本人が、これからの生き方を考えるときに、ひとつのモデルとなる考え方です。 最後に日本が米国のカジノ経済から脱却しない限り、壊滅的な損害を受けることを指摘し、すぐにでもできる4つの経済政策を緊急提言しています。
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