
簡単に、単純に考える (PHP文庫)
羽生 善治
PHP研究所 / 2014-05-30
累計読者数4
平均ハイライト数 7.5件/人
推定読了時間 約2時間35分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
この本について
仕事でも私生活でも、判断に迷う場面が増えた気がします。情報は多いのに、結論にたどり着けない。選択肢があるほど動きにくくなる。そんなモヤモヤを抱えているときに、この本の「単純化」という視点が静かに効いてきます。 羽生さんは、型を“減らす”のではなく“全部を自分の型にしていく”という感覚で語ります。白黒をつける二進法的な思考に近いところもあって、読んでいると「判断を早くするための土台」をどう作るかが見えてきます。全部を論理で積み上げるのではなく、知識の積み上げを通して“形”の良し悪しが感覚として残っていく。これが、迷いを少しずつ減らすらしいのです。 もう一つ刺さったのは、経験が必ずしも味方にならないという話です。経験があるせいで躊躇することもあるし、逆に経験がないから踏み込める強さもある。その揺らぎを前提にしながら、現場の細かい情報を拾っていく姿勢は、将棋に限らずどの仕事にも当てはまると思いました。 「自分の判断基準を整えたいけれど、根性論や決めつけには疲れた」という人に静かに刺さる一冊です。
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出版社による紹介
勝者は、複雑なものの考え方をしない!本書は、天才・羽生善治の思考のすべてを、各界の第一人者たちとの対談によって明らかにしたものである。『論理的に思考しないで、バラバラに思考したものをまとめる』『情報は「選ぶ」より「捨てる」』―など、シンプルに考えることが勝負に勝つ直感を呼び覚ますという。ビジネスの環境は常に変化している。柔軟な発想をするための頭脳教科書である。
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