
ワイド版世界の大思想 第3期〈11〉ヤスパース
ヤスパース, 重田英世, and 松浪信三郎
河出書房新社 / 2005-05-01
累計読者数3
平均ハイライト数 24.3件/人
推定読了時間 約11時間55分
star総合評価 67/100
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この本について
仕事でも日常でも、「目の前の議論がどこに向かっているのか分からない」「今の社会の騒がしさをどう受け止めればいいのか」といったモヤモヤを抱えたまま動いていることが多い気がします。立場や情報が入り乱れて、何が本質で、どこに立てばいいのか掴めないまま流されていく感覚です。 ヤスパースを読むと、その霧の中にいきなり答えが現れるわけではないですが、「まずどこに立って考えればいいか」の足場が見えてきます。彼が語る“歴史を一つの閉じた物語にせず、開かれたまま扱う姿勢”は、現代の喧騒に距離を置くための方法としてそのまま応用できるし、相手との関係の中でしか真理に近づけないという考え方は、議論や対話で感じる息苦しさを言語化してくれます。また、科学や技術による人間の“大衆化”をどう受け止めるかという視点は、情報に追われやすい現代人にとってかなり刺さるところがあるはずです。 「歴史って何なのか」「自分という存在はどこまで広がり得るのか」といった、表面的なTipsでは届かない種類の問いにじっくり向き合いたい人に向いている本です。読んでスッキリするというより、長く手元でうなりながら読み返すタイプの一冊だと思います。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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出版社による紹介
<愛そのものが愛の現れを判定する>キルケゴールの実存思想の影響下に出発し、人間の危機を警告しつづけたヤスパース。「歴史の起源と目標」は歴史性としての実存の意義を探求し、「理性と実存」は単なる実存主義から理性哲学への転回により実存哲学の根本を論じた。 〈収録タイトル〉 歴史の起源と目標/理性と実存/哲学の小さな学校 ※この電子書籍は、オンデマンド本「ワイド版世界の大思想」を底本としております。
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