
未来の社会はキモチでまわる: IT が変える、僕らの繋がり、キモチ、自由意志〜時代を生き抜くための 28 のヒント
松井博
この本について
仕事について考えるとき、「この先ずっと続けられる仕事を見つけなきゃ」とか「みんなはどうしてるんだろう」と、妙に周りを意識してしまうことがありますよね。頭では変化が早い時代だと分かっていても、軸がないまま選択を迫られる感じがして、落ち着かないまま日々が過ぎていく。僕自身も、同じところで足踏みしてきました。 この本が刺さる人の多くは、抜粋にある「僕らの働く時間のほうが、会社や社会の寿命より長い」という指摘にドキッとしたんじゃないかと思います。要するに、「会社の方が先に変わる」という前提に立つと、一生モノの仕事を探すより、自分の考え方を定期的にアップデートしていく方が現実的だという話なんですよね。もうひとつ心に残るのは、「周囲をキョロキョロして真似するんじゃなく、自問自答を深めていく」という部分。流されるのではなく、自分の内側をちゃんと育てることが、変化に巻き込まれたときの支えになるという感覚が、読んでいて腑に落ちます。 本書は、派手な処方箋をくれるわけではありませんが、日々の判断に使える小さな視点がいくつも転がっています。「転職するべきか」「新しいことを始めるか」みたいな大きな決断じゃなくても、日常の中で立ち止まって考えるための“足場”をつくってくれる本です。 周りと比べて焦りやすい人、自分の変化への感度をもう少し丁寧に扱いたい人に、特にしっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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