
皮膚は考える (岩波科学ライブラリー)
傳田 光洋
岩波書店 / 2005-11
累計読者数4
平均ハイライト数 7.3件/人
推定読了時間 約2時間34分
star総合評価 45/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%
この本について
最近、忙しさが続くと肌が荒れたり、ちょっと気持ちが落ちるだけで妙に敏感になったりしませんか。自分のメンタルと身体がつながっているのは分かっているつもりでも、その仕組みとなると途端にあいまいで、「気のせいでしょ」で片づけてしまうことも多いと思います。僕もずっとそのタイプでした。 『皮膚は考える』を読んで驚いたのは、皮膚がただの外側のカバーではなく、情動やストレスに応じてダイレクトに反応し、その変化がまた心の状態に返ってくる“回路”のような存在として描かれているところです。生活環境が変わると皮膚バリアの回復が遅れたり、逆にリラクゼーションがその遅れを整えたり、そういう具体的な関係が淡々と示されていきます。お灸の温度や刺激ごとに受容体が違うという話も、身体の反応ってこんなに段階的なんだと実感しやすかったです。 読んでいて、自分のコンディションを肌の反応から読み取るヒントが増えた感覚がありました。ストレスを“気合”で押し切るのではなく、皮膚という手がかりを通して少し調整できる場がある。そう思えるだけで、仕事や生活への力の入れ方が変わります。 身体と心の境目がよく分からなくなってきた人に、静かに効く本だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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