
子供の「脳」は肌にある (光文社新書)
山口 創
累計読者数7
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推定読了時間 約3時間56分
star総合評価 62/100
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この本について
子どもとどう向き合えばいいのか、日々考えながらも「これで合ってるのかな」と迷い続けることってありますよね。特に、触れ合いの距離感とか、どこまで甘えさせていいのかは、正解が見えずに悩みがちです。自分自身の育ち方とも無意識に比べてしまって、余計にわからなくなることもあります。 この本は、そんな曖昧な不安に対して、いきなり理想論を押し付けるのではなく、肌と脳のつながりという“身体感覚”から道筋を示してくれます。スキンシップが「自信」や「社会性」の土台になること、母と父の触れ方がそれぞれ違う役割を持っていること、そして不足した刺激は親だけでなく他の大人との関わりでも補えること。読み進めるうちに、子育てはひとつの正解に寄せるものではなく「その子に合わせて調整していい行為なんだ」と、少し肩の力が抜けていきます。 特に刺さったのは、「心は体験の積み重ねからあとから生まれる」という視点でした。だからこそ、幼い時期の自由な遊びややわらかい触れ合いが、長い時間をかけて子どもの“内側の物語”をつくっていく。そう思うと、目の前のやりとりが少し違って見えてきます。 過去の自分の経験に引っ張られやすい人や、つい「ちゃんと育てなきゃ」と力んでしまう人に、静かに効いてくる一冊だと思います。
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出版社による紹介
「思いやりのある子に育って欲しい」―多くの親が子どもの「心」の成長を願っている。しかし「心」は大事だと思っても、じっさいに「心」を育てるには何をどうしたらよいのか、わかりにくい。身体心理学者である著者は、「心」を育てるには、まず、目の前にある子どもの「肌」に触れ、「身体」の感覚を養うことが大切だと説く。なぜなら、「肌」は「心」をつかさどる「脳」に、もっとも近いからである。最新の皮膚論を駆使して、「肌」と「心」「体」「頭」の発達の関係を探る。
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