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はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内 (PHP文庫)

はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内 (PHP文庫)

ウエダ マコト and 野矢 茂樹

PHP研究所 / 2013-12-20

累計読者数70
平均ハイライト数 13件/人
推定読了時間 約3時間14分
star総合評価 64/100
trending_up後半加速型
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この本について

考えごとがぐるぐるしているときって、「そもそも何に悩んでいるのか」さえ見失うことがありますよね。僕もよく、論理的に考えようとして逆に身動きがとれなくなることがあります。でも本当に詰まっているのは、論理が足りないんじゃなくて、問題の立て方そのものがぼやけているときなんだと、この本を読んで気づきました。 この本が面白いのは、考えることを“きれいに整理する技術”として扱っていないところです。むしろ、考えるとは分かれ道に立つことで、枝葉の情報にまぎれているときほど本質が見えなくなる。そんな場面で、「余計な情報をそぎ落として、問いそのものを問い直す」という地味だけど効き目のある動きを教えてくれます。論理を使うにしても、それは思考を自動運転にするためではなく、ことばの意味を丁寧にとらえ直すための道具なんだという視点も、個人的にはかなり腑に落ちました。 また、頭の中だけで考えるのをやめて、書き出す、誰かと話す、別の視点に出会う。このあたりの姿勢が、「考える=ひとりで黙々と苦しむ」という固定観念をほどいてくれるのも、この本のありがたいところです。変だと感じるものに出会ったとき、自分の内側にも新しい問いが生まれる。その瞬間に気づける人には、とても刺さると思います。 考えることに自信がないときや、問題の輪郭がつかめないまま焦ってしまう人に、そっと寄り添ってくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「考える」ってどうすること?「わかる」ってなに?―本書では、もっと上手に考えるための方法を心なごむ絵とともに解説。“問題そのものを問う”“「考えてる」と「考えてない」の違い”“コップと飲み物の関係”“「論理」ってなんだ?”“自分ひとりで考えるのではない”...みるみる考える力が湧いてくるヒントが満載。ものごとの見えない枠組をはずし、本当の「考える力」が身につく哲学絵本。
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