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ルポ 誰が国語力を殺すのか (文春e-book)

ルポ 誰が国語力を殺すのか (文春e-book)

石井 光太

文藝春秋 / 2025-07-08

累計読者数24
平均ハイライト数 14件/人
推定読了時間 約4時間41分
star総合評価 57/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 35%

この本について

子どもでも大人でも、「うまく説明できない」「気持ちを整理できない」まま日常がしんどくなる瞬間ってありますよね。自分の内側で起きていることを言葉にできないと、周りもどう支えていいのかわからず、ますます孤立していく。読んでいて、あのどうしようもないモヤモヤを思い出しました。 この本は、そんな行き詰まりの背景にある“言葉の弱さ”を、学校や家庭の現場から丁寧に追っています。たとえば、不登校の子が理由を言えないのは怠けではなく、そもそも自分の状態を把握する言語の土台が崩れているからだという指摘。あるいは、ゲーム依存から抜け出すために必要なのは取り上げることではなく、外側で安心して表現できる居場所をつくることだという話。どれも、こちら側の視点をそっと動かしてくれる内容でした。 読んでいて一番刺さったのは、「成果主義では育てられない力がある」という部分です。すぐに点数やスキルに反映されないからこそ、言葉の力は後回しにされがち。でも、行き違いをほどいたり、自分の状態を理解したり、他者と関わるときに土台になるのは結局ここなんだよな…と、日常のいろんな場面で思い当たることばかりでした。 子どもに関わる人はもちろんですが、「気持ちのつかまえ方に自信がない大人」にも静かに効く一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

公教育を問う衝撃のルポ 『ごんぎつね』の葬儀では、死体を煮ていた!? 物語を読み解けない子どもが増えている。公教育で子どもたちは言葉を取り戻せるのか。 単行本 2022年7月 文藝春秋刊 文庫版 2025年7月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
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