
千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話
済東鉄腸
累計読者数9
平均ハイライト数 6.1件/人
star総合評価 49/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 35%
この本について
最近、「学びたいのに、気づけば“学ばされてる側”に戻ってしまう」とか、「自分のこだわりや変な自意識をどう扱えばいいのか分からない」みたいな悩みをよく聞きます。分かるんですよね。能動でいたいのに、環境や評価が入ってくると一気に受動に引き戻される感じ。しかも自意識は強いのに自己肯定感は低い、あの妙なねじれがずっとつきまとう。 この本の面白さは、そのねじれを“直す”んじゃなくて、“そのまま抱えたまま動いていく姿”を見せてくれるところだと思います。例えば、理解を白黒つけずに「理解し続ける」側に自分を置く感覚とか、世間からズレたこだわりを無理に矯正しないで、美学として育てていく姿勢とか。あるいは、家からほぼ出られない環境なのに、友達申請4000件送って世界とつながろうとする、あの無茶と必死さの混ざった行動力。読んでいると、自分の弱さや偏りが「ダメだから隠す」じゃなくて「その形のまま動けるんじゃないか」と思えてくるんです。 とくに、「学ばされるのが嫌で、でも何かを学びたい気持ちは確かにある人」には強く響くと思います。世界の広さに触れながら、同時に“いま自分が立っている場所”に意味を見つける本です。
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