
働く大人のための「学び」の教科書
中原淳
かんき出版 / 2018-01-15
累計読者数26
平均ハイライト数 13.2件/人
推定読了時間 約3時間47分
star総合評価 53/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 19%
この本について
仕事の中で「成長している気がしない」とか、「学んだはずなのに現場で活かせてない気がする」とか、そういう小さなモヤモヤって、放っておくとずっと居座りますよね。僕もよく同じところで足が止まります。 この本が役に立つと思ったのは、学びを気合や根性で語らず、もう少し現実的な視点で整理してくれているところでした。例えば、自分が変わるきっかけは知識よりも行動の結果にあること。背伸びしすぎず、でも今より半歩むずかしいことに手を伸ばすことでしか前に進めないこと。そして、進んだ先で何が起きたのかを振り返って、自分の言葉で「次に何をするか」を決め直すこと。この流れを淡々と示してくれるのがありがたいです。 もうひとつ刺さったのは、「違和感を感じるには動くしかない」という話でした。頭の中で考えているだけだと、自分の軸がどこにあるのかずっと見えないまま。やってみた結果のズレからしか、本当に合う方向ってつかめないんだなと腑に落ちました。学びを“気合いで続けるもの”ではなく、自分を取り戻すプロセスとして描いてくれるので、変に追い詰められないのも助かります。 自分の学び方がよくわからないまま焦っている人や、「今のままでいいのかな」と静かに不安を抱えている人には、かなりしっくり来る一冊だと思います。
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出版社による紹介
健康寿命80代まで働く時代、ひとつのスキルや技能で“一生食える”時代ではない。このことは40代・50代のミドル世代も、20代・30代の若手世代も、うっすら感じている。 しかし「働き続けるために、自分は何をすればいいのか、どうすればいいかわからない」という人は多い。また「それには、学んで変わっていかなければ!」とセミナーや勉強会に参加して自己研鑽に励んではいるものの、自己成長につながっている感じがしない、評価も給料も上がらない…そんな人も多い。本書は、東京大学大学総合教育研究センターで、「大人の学びを科学する」をテーマに、学びと自己成長の関係を研究し続けている著者が、「学ぶ、成長する、変わる」のサイクルをまわせば、人生は楽しいという主張のもと、今の仕事を介して、読書やワークショップなどの勉強会やセミナーに参加して、あるいは大学院などの教育機関で、どうすれば最も効果的に、かつ継続して学べるか、変わり続けることができるかを、図やイラストを使って解説。 本書の特徴は2つ。勉強法の類の書籍は、著者自身の体験が語られているものが大半だが、本書は10万人以上のビジネスパーソンの考え方と行動を客観的にみてきた著者が、大人の学びの原理原則、やるべき行動を体系だてて整理しているということ。ふたつめは、そもそも学び続けるにはどうしたらいいか、全員一律の答えはなく一人ひとり、自分自身の最適解を導き出すしかないのだが、本書ではそれを「他者の学びから学ぶ」べく、試行錯誤を繰り返しながら学び続けている7人のビジネスパーソンを紹介。本書を読めば、若手の人は長期化する仕事人生に今からどう備えていけばいいか、中年以降の人は、あと一山、二山越えていくために、今からやるべきことは何かが見えてくる。
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