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教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち (ハヤカワ新書)

教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち (ハヤカワ新書)

石井 光太

早川書房 / 2023-06-20

累計読者数3
平均ハイライト数 11件/人
推定読了時間 約2時間37分
star総合評価 45/100
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この本について

子どもの勉強のことを考えると、どこまで親が関わるべきなのか分からなくなる瞬間ってありますよね。頑張らせたい気持ちと、このままでは追い詰めてしまうかもしれない不安。その境目が見えなくなって、モヤモヤだけが積もっていく感じ、すごく分かります。 この本は、「やりすぎてしまう親」を責める本ではなく、子どもがどんなペースで成長し、どんな時に自分から動き始めるのかを淡々と示してくれます。読んでいて印象的なのは、子どもの精神的な成熟には本当に差があるということ。小学生で自分の将来を描ける子もいれば、二十歳を過ぎて動き始める子もいる。その「幅」を前提にすると、今の焦りが少し落ち着くんですよね。 もうひとつ大きかったのは、親が良かれと思って言っている言葉が、子どもから退路を奪ってしまうことがあるという指摘です。やめてもいいよと言いながら、実際にはやめられない空気をつくってしまう。その構造が丁寧に言語化されていて、自分の言動を静かに振り返るきっかけになります。また、「教育とは本来子ども主体である」というシンプルな原点に戻してくれるのも、この本の大事な役割だと思いました。 子どもの勉強を支えたいけれど、どこまで踏み込むべきか迷っている人には特に刺さる一冊です。親子の距離感に悩んでいる時に読むと、余計な力がふっと抜けます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

勉強が終わるまでトイレ禁止、無数の栄養ドリンク……子供部屋で何が起きているのか 教育虐待とは、教育の名のもとに行われる違法な虐待行為だ。それは子供の脳と心をいかに傷つけるのか。受験競争の本格化から大学全入時代の今に至るまでゆがんだ教育熱はどのように生じ、医学部9浪母親殺害事件などの悲劇を生んだのか。親子のあり方を問う。
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