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東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?

東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?

富永雄輔

文響社 / 2017-07-21

累計読者数28
平均ハイライト数 23件/人
推定読了時間 約2時間46分
star総合評価 65/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 32%

この本について

子どもの勉強の話になると、「どうしたら自分から動いてくれるんだろう」「うちの子は競争ごとを嫌がりがちで大丈夫かな」と、不安がじわっと出てきますよね。丁寧に関わっているつもりでも、ふと振り返ると親主導でスケジュールも選択肢も決めていて、子どもの意思を確かめる余白がなかったな…と僕自身よく反省します。 この本が面白いのは、勉強法の話よりも前に「家庭でどんな空気が流れているか」を丁寧に見ていくところです。たとえば、食事の準備を少しだけ手伝わせるとか、自分で使ったものを自分で片づけるとか、一見ありふれた行動が“自分のことは自分でやる”という感覚につながり、それが勉強の主体性にも跳ね返るという指摘。さらに、勝負ごとを避けがちな子には、日常の小さなゲームの中で「負けても工夫すれば次は勝てる」という流れを繰り返すことで、結果ではなく戦い方そのものを楽しめるようになるという視点も、個人的にはかなり腑に落ちました。無理に厳しくするというより、家庭の中で“挑戦してもいい空気”をつくる話なんですよね。 読みながら、親が先回りし過ぎたり、子どもの世界を大人の価値観で埋め尽くしてしまったりすると、自立心や自信の芽を知らずに摘んでしまうんだな…とドキッとします。でも同時に、今すぐ全部を変えなくても、日常のひとコマで調整できることが多いと気づけて少し楽になります。 「子どもに自立してほしいけど、押し付けずにどう関わればいいか迷っている人」には、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ アタマの良い子の家には秘密があった! ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 東大に合格できる子は、 他の子と何が違うのでしょうか? それは家庭の中で実践されている、 ちょっとした生活習慣の工夫にありました。 ・日常に「勝負」をとりいれる ・読む本を自分で選ばせる ・休みの予定は子どもに決めさせる ・小学生のうちにひとり旅をさせる ・・・などなど、どれも今日から始まられる簡単なものばかり。 著者は、東京・吉祥寺、四ツ谷にある進学塾・VAMOS(バモス)の塾長。 同塾は、入塾テストを課さないのに生徒の「8割」が難関校に合格するという進学塾として注目されています。 過去に東大合格を果たした生徒や、塾の現役(元)東大生講師の親、さらに、受験コンサルタントとして年間300人を超える父母と話す中でわかった、子どもの能力を確実に伸ばすコツを一挙公開します。 【目次】 第1章 - 子どもの自信を育てる4つの習慣 (どんな場面でもほめてあげる、得意なことを徹底的に伸ばす、家の中で「勝負」する、ほか) 第2章 - 子どもの自立を助ける6つの習慣 (お風呂の時間を大切にする、「いただきます」の前に仕事をさせる、読む本は自分で選ばせる、テレビ・マンガを遠ざけない、ほか) 第3章 - 子どもの可能性を伸ばす6つの習慣 (子どもをほめすぎない、勉強を100%理解させようとしない、短所を無理に直さない、ほか) 第4章 - 子どもに継続力をつけさせる4つの習慣 (テストの順位や偏差値を気にしない、日記をつけさせない、「本物」にふれさせる、ほか) 第5章 - 子どもの集中力を高める5つの習慣 (「5分」の集中力をつける、スピードと基本を大事にする、休みの日にはダラダラする、ほか) 第6章 - 子どもをうまく叱る4つの習慣 (子どもにきちんと言い訳をさせる、テストの結果が悪くても叱らない、人としての間違いは徹底的に叱る、ほか) 第7章 - 子どもの成績を伸ばす5つの習慣 (家の中にたくさんの仕掛けをつくる、成績の上下に一喜一憂しない、余裕を持って子どもと向き合う、ほか)
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