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AI vs. 教科書が読めない子どもたち

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

新井 紀子

東洋経済新報社 / 2018-02-02

累計読者数122
平均ハイライト数 15.6件/人
推定読了時間 約3時間25分
star総合評価 66/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 45%

この本について

AI のニュースを見るたびに、どこまで本気で理解しておくべきなのか、なんとなくモヤモヤしませんか。自分の仕事がどう影響を受けるのかも気になるし、子どもに何を学ばせればいいのかもよくわからない。情報は溢れているのに、判断材料になる“根っこ”が見えないまま不安だけが残る、あの感じです。 この本が面白いのは、AI を持ち上げるでも怖がらせるでもなく、「そもそも AI は何ができて、何ができないのか」を、数学や読解の構造から淡々と解きほぐしてくれるところです。著者の姿勢が誠実で、たとえば「AI は四則演算で世界を扱っている」という説明を読むと、AI の限界が一気に具体物として掴めます。また、読者が特に刺さっていたのは「読解力こそが本当に不可欠な能力で、他の条件とはほとんど相関がない」という調査結果の部分でしょう。読書量でも塾でも家庭環境でもなく、“意味をつかむ力”そのものが分かれ目になっているという指摘は、自分の生活にも実感として結びつくところが多いはずです。 AI が何を代替できて、どこから人間の仕事が始まるのか。その境界線を「読解」という極めて地味なスキルから説明してくれるので、テクノロジーの話なのに生活レベルの判断につながります。煽られずに未来の働き方を考えたい人にちょうどいい本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

AIの誤解・限界を示す一方で、日本人の読解力の低下を指摘。AI化が進んだ未来の行き着く先は、教育の劣化を伴った最悪の恐慌だ。
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