
Think Disruption アップルで学んだ「破壊的イノベーション」の再現性
河南 順一
KADOKAWA / 2020-03
この本について
仕事で新しいことを動かしたいのに、チームの温度差や「正解がわからない感じ」に足を取られることってありますよね。自分の中ではうっすら方向が見えているのに、周りに合わせて丸くしていくうちに、気づいたら何も変わらない日々に戻ってしまう。僕自身もそこでもがく時間が長くて、この本はその視点を少しだけズラしてくれました。 この本が面白いのは、「イノベーション=天才のひらめき」ではなく、むしろ不安や違和感を抱えた普通の人が現実を少しずつ動かしていくプロセスとして描いているところです。尖ったものは嫌われもするし、最初は孤独だけど、それでも“自分が意味を見いだせることを選ぶ”という姿勢が結果的に周りを巻き込む。さらに、2−6−2の構図や、会議で本気の一個を出すための姿勢など、日々の仕事にそのまま使える視点が散りばめられていて、読んでいると「自分の小さな違和感も、無視しなくていいんだ」と安心します。 特に、「ディスラプションは1人から始まる」という言葉が、無理に大きな目標を背負わなくてもいいんだと教えてくれる。勇気ある選択は、壮大なビジョンよりも、目の前で『今日はこれをやる意味があるか』と問えるかどうか。その積み重ねが、気づけば周囲の景色を変えていくんだと思います。 自分の仕事の手触りに少しでも違和感がある人、もしくは「丸くなりたくないけど、どうすればいいのかわからない」という人に、しっくりくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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