
デイリーすごろくノート術
原麻衣子
同文舘出版 / 2019-11
この本について
朝起きたときに「今日は何から手をつければいいんだっけ…」とモヤっとしたまま動き出せず、気づけば周りの予定に振り回されて1日が終わっている。僕もよくあります。やる気がないわけじゃないのに、気持ちと行動がかみ合わない日が続くと、ちょっとだけ自分にがっかりしたりします。 『デイリーすごろくノート術』を読んで面白いと思ったのは、気合で自分を動かすんじゃなくて、「1日を小さなマス目に分けて進む」という考え方でした。朝に今日の気持ちや体調を一度チェックして、理想のゴールを決めて、やりたいことを書き出す。これだけだと普通の手帳術っぽいのですが、ポイントは“すごろく”として進め方まで決めるところで、気分に左右されやすい日でも勝手に前に進んでいく感じがあるんです。1マスずつ動いていくと、たとえバラバラな行動でも「今日ちゃんと進めてるな」という実感が残りやすいのがありがたいところでした。 もうひとつ良かったのは、「妄想レベルで理想を決めていい」という姿勢です。最初にニヤッとするほどの目的地を作っておくと、日々の小さい行動がつながって感じられる。週の終わりに見返して「どこがよかった? 次どうしたい?」と問い直す流れも、現実を置き去りにしない仕組みとしてしっくりきました。派手な変化じゃなくて、安心感を積み上げたい人に向いている本だと思います。 自分のペースで暮らしたいのに、いつも流されがちな人には特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの45%が集中しています。
読書の順序
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