
聞く技術 聞いてもらう技術 (ちくま新書)
東畑開人
累計読者数68
平均ハイライト数 22.4件/人
star総合評価 67/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 30%
この本について
人の話を聞く場面って、やさしく振る舞いたい気持ちはあるのに、相手の迫力にのまれて何を言えばいいのか分からなくなることがあります。逆に、自分がしんどいときほど「聞いて」と言えず、黙ったまま限界を抱えてしまうこともあると思います。僕もそうで、結局ひとりで抱え込んでしまうタイプです。 この本がおもしろいのは、聞くことを「技術」として切り分けるんじゃなくて、関係そのものをどう整えるか、という視点をくれるところです。相手が何も言っていなくても「なにかあった?」と声をかけられる関係性が、どれだけ人を救うか。その一方で、自分が聞いてもらえる相手を見つけることも同じくらい大事だと書かれています。そして、理解が生まれる瞬間にやさしさが立ち上がる感じが、読んでいてすごく腑に落ちました。 完璧に寄り添う必要はなくて、「good enough」でいい。むしろ完璧にやろうとすると相手を赤ちゃんのままにしてしまう、という例えも妙にリアルです。つながりが少し戻るだけで、考える力が返ってくる。聞くことには現実を変える力はなくても、孤独の痛みを和らげる力がある。その視点だけでも、人との距離の取り方が少し変わりました。 人の相談に向き合うたびに「正解が分からない」と感じがちな人に、静かに効く本です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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出版社による紹介
「聞かれることで、ひとは変わる」カウンセラーが教える、コミュニケーションの基本にして奥義。すぐ実践できる、革新的な一冊。
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