
一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書
牧野 智一
SBクリエイティブ / 2021-04-22
この本について
英語を読んでいると、「なんでここはbe動詞で、こっちは一般動詞なんだ…?」みたいな小さなつまずきが積み重なって、文法そのものが霧みたいに感じることがありました。覚えたはずなのに実際の場面で迷う、あの独特のモヤモヤです。 この本を読んで印象的だったのは、その霧を“歴史”と“ニュアンス”で晴らしていくところでした。たとえばネイティブがbe動詞と一般動詞を「静的か動的か」で選んでいる、という視点。He is in bed. と He sleeps in bed. の違いが、行動じゃなく視点の置き方で腑に落ちる感覚がありました。また、三単現のsやdoの正体みたいな、ずっと“ルールとして丸暗記していた部分”にも根っこがあることが分かると、文法が少し生き物っぽく見えます。単なる「暗記すべき項目」ではなく、長い時間の中で形が変わってきた理由を知ることで、迷ったときに立ち返れる軸ができる感じです。 個人的には、「from に“離れる”というニュアンスがある」みたいな、地味だけど実際の運用が変わる話が特にありがたかったです。こういう細かさって、勉強しているときよりも英語を使う場面になって効いてくるんですよね。 文法を一度やり直したいけれど、もう丸暗記には戻りたくない人に静かに刺さる本だと思います。私と同じように“なんとなくモヤる文法”を抱えている人には、しっかり効きます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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