
仕事は楽しいかね?2
デイル・ドーテン
英治出版 / 2025-05-09
この本について
仕事をしていると、ときどき「自分はちゃんと成長できているんだろうか」「この職場で才能を使い切れているのかな」と、ふと足が止まることがあります。周りを見ると、誰もが同じような働き方をしていて、なんとなく自分もそこに合わせてしまう。でも本当は、もっと“しっくりくる関係”や“自分の力が素直に伸びる場所”を探したい。そんなモヤモヤを抱えている人は多い気がします。 『仕事は楽しいかね?2』は、いわゆる成功論とは違って、具体的な“人との関係の質”に踏み込んでくる本です。たとえば、独自の才能をもった“一匹狼”同士が自然と惹かれ合う感覚や、上下関係が溶けて一つのチームになる瞬間。これって実際に働く中で「あ、こういう関係がほしかったんだよな」と思い当たることが多いんです。また、優れた上司ほど「きみの才能が開花できる環境で働かないか」と誘うように、評価や待遇より“成長のための場”を整えることに本気で向き合う。その視点は、自分が部下側でも上司側でも、かなり刺さります。 読んでいて心に残ったのは、「有能な部下は探すより、探されることのほうが多い」という一言です。地道に能力を磨くより先に、“自分がどんな才能を持っていて、どう活かしたいのか”を言語化しておくこと。そのうえで、元上司や元同僚のように、長く続く関係に手をかけること。派手な人脈作りより、よほど現実的で、実際に効くアプローチだなと感じました。 「今の職場や働き方に、うっすら違和感がある人」に特に届きやすいと思います。抜本的に環境を変える話ではなく、日々の仕事の中で“どんな人と組むと成長できるか”“自分はどんな才能を見せていきたいか”を静かに問い直させてくれる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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