
投資の聖杯: ~投資常識の嘘~ 本気で勝てるトレーダーになりたい人のためのバイブル
増田 蔵人
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star総合評価 60/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%
この本について
トレードって、やればやるほど「何を信じればいいのか」が分からなくなる時があります。予測して外れれば落ち込むし、指標を増やしても判断がブレるだけ。自分のやり方が正しいのか、そもそも“やり方”なんて存在するのか…そんなモヤモヤのまま画面の前に座っている人、多いと思います。 この本が面白いのは、「予測の精度」ではなく「自分をどう扱うか」に焦点を置いているところです。抜粋を見ても分かるように、著者は“自分に頼ること”“自信過剰を自覚すること”“基礎練習を積み重ねること”を繰り返し語っています。派手な戦略ではなく、たとえば分割売買のような地味で再現しやすい技術をどう磨くか。あるいは、トゥルーレンジの捉え方のように、相場を一歩引いて観察する視点をどう身につけるか。そうした「等身大の作業」が継続できるようになると、トレードそのものが落ち着いてきます。 個人的に刺さったのは、「ランダムな作業をしない」という一文です。相場の不確実性に振り回されるのではなく、こちら側の行動を規律で整える。そのために日課を細かく作って、一貫して続ける。そう聞くとストイックに感じるかもしれませんが、実際は“迷う時間が減る”という意味で精神的にかなり楽になります。 予測よりも対応に苦しんでいる人、基礎練習の必要性は分かっているのに形にできていない人には、ゆっくり効いてくるタイプの一冊だと思います。
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