
2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する (文春文庫)
英『エコノミスト』編集部, 東江一紀, 峯村利哉, and 船橋洋一
累計読者数3
平均ハイライト数 9.3件/人
star総合評価 45/100
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この本について
未来の話って、どうしても「不安」が勝ちませんか。仕事の形も変わりそうだし、技術が進めば自分の経験が古びていく気もする。でも実際のところ、何をどう考えればいいのかはっきりしないまま、日々の忙しさに流されてしまう。自分もずっとそんな感じでした。 この本が面白いのは、未来を煽らないところです。読者の方が保存していた抜粋を見ても、刺さっているのは「破壊的な変化があるのに、実はそれを人間がちゃんと対処してきた」という視点だと思うんですよね。たとえば、技術革新が進むほど格差が広がる一方で、国と国の距離は急速に縮まり、最貧国の暮らしが底上げされているというデータ。それに、距離が意味を失っていく一方で、どこに位置取るかの重要性はむしろ増しているという指摘も、自分の働き方を考えるときのヒントになります。さらに、過去の悲観的な予言が外れ続けた理由を丁寧に説明してくれるので、「未来は必ず悪くなる」という思い込みがふっと軽くなる感覚があります。 大げさに未来を語らないからこそ、今の自分の生活や仕事とつながる。自分と同じように「変化は怖いけど、置いていかれたくもない」という人にこそ、静かに効く本だと思います。
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