
言葉屋 言箱と言珠のひみつ
久米絵美里
朝日学生新聞社 / 2014-11-25
累計読者数3
平均ハイライト数 3件/人
推定読了時間 約4時間6分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 63%
この本について
人と話すとき、「ちゃんと伝わっているのか分からない」「善意で言ったつもりなのに、なぜか空気が変わる」みたいなモヤッとが続くことってあります。自分の中では大事に選んだつもりの言葉ほど、相手には届かないこともあって、そういう瞬間にひそかに落ち込んだりします。 『言葉屋 言箱と言珠のひみつ』は、そのモヤモヤを直接解決するための“技術書”ではないんですが、読者の方が保存していた抜粋を見ると、言葉が相手の中で芽吹くための距離感や、贈り物のように「相手と自分のあいだ」で選ぶ姿勢が響いているように感じます。自分の気持ちを押しつけず、でも黙り込んで毒にしないための“ちょうどいい置き方”を、物語の形でそっと手渡してくれる本です。聞いてしまったことを胸にしまうという約束のシーンも、言葉の重さとやさしさの両方を思い出させてくれます。 人と距離をとりすぎても近づきすぎても疲れてしまうし、その加減に迷っているとき、この物語は少しだけ自分の呼吸を整えてくれる気がします。言葉を選ぶのが苦手というより、「相手を思うほど言えなくなる人」にこそ刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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出版社による紹介
小学5年生の詠子のおばあちゃんのお仕事は、町の小さな雑貨屋さん。...と思いきや、本業は、「言葉を口にする勇気」と「言葉を口にしない勇気」を提供するお店、言葉屋だった!言葉屋の成り立ちと使命を知ることとなった詠子は、その夏、言珠職人の見習いとして、おばあちゃんの工房に入門する―。朝日学生新聞社児童文学賞第5回受賞作。
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