
辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術 (PHP新書)
飯間 浩明
PHP研究所 / 2015-05-01
累計読者数4
平均ハイライト数 18.5件/人
推定読了時間 約3時間17分
star総合評価 54/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 29%
この本について
人と話していて、「この言い方で合っているのかな」と急に不安になることがよくあります。敬語だと堅すぎるし、砕けすぎても距離が近い気がする。その“ちょうどいい”日本語が分からず、場面ごとに迷子になる感じです。言葉って毎日使っているのに、いざ意識すると途端に難しくなるんですよね。 この本は、そのモヤモヤを力技で解消するタイプではありません。むしろ、実際の日本語の使われ方を丁寧に見せながら、「こういう考え方を持っておくと楽になるよ」と寄り添う感じです。たとえば、辞書には“今まさに使われていて、これからも生きる言葉”だけが載るという話は、言葉を選ぶときの基準を少しだけクリアにしてくれますし、「生きた紋切り型」を少しずつ集めておくという発想は、会話であたふたしがちな場面に効いてきます。さらに、挨拶が本質的には「あなたを人間として認めています」という確認作業だと知ると、形式的なやり取りにも別の意味が見えてきます。 読みながら、自分がなぜ言葉に悩むのか、その背景がだんだん整理されていく感じがありました。相手との距離感、状況の温度、内心と表現のズレ……そういうものを無理なく扱うための“視点の持ち方”が手に入る本です。 言葉づかいに自信はないけれど、丁寧にやりたい気持ちはある――そんな人に特に刺さると思います。
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出版社による紹介
言い方次第で、人間関係もぐっと変わる! 『三省堂国語辞典』編纂者が探究する、今よりちょっと上の日本語生活とは。 敬語は省略してさりげなく使う/読点(、)は、どのタイミングで打つのか/「さみしい」と「さびしい」の違いとは…… 著者は、辞典編纂のため、活字・放送・インターネット、さらには街の中などから、あらゆる日本語を「用例採集」し、日々ことばと向き合いながら暮らしている。ちょっと工夫した表現の提案など、人付き合いもよくなることばの使い方を本書にまとめた。 たとえば、気になる日本語として「あやまる」と「わびる」の違いについて、生きた紋切型の表現とはなにか、敬語を省略してうまく使う、穏やかに注意する方法のほか、漢字と仮名の使い分け、読点(、)の付け方、辞書の活用法、多岐にわたって提案をする。さりげないけれど、これを知っているとお互い気持ちよく過ごせる表現方法が満載! 【PHP研究所】
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